ベッドタウンとしてにぎわう船橋市は、農業が盛んなことでも知られている街です。
特産品の一つである梨は、市内各地の農園でさまざまな品種が栽培されています。
そこで船橋市で賃貸物件をお探しの方に、特産品である梨の魅力をご紹介します。
船橋市で特産品の梨がおいしい理由とは?
船橋市は、火山灰土壌である関東ローム層に位置しています。
水はけが良いため特産品である梨の栽培に適しており、夏と冬の寒暖差もおいしく育つ理由の一つです。
江戸時代後期に栽培が始まったと伝えられ、戦後になると「船橋果樹研究会」が発足し、栽培が本格化しました。
現在でも農家同士の結びつきは強く、栽培技術に関する研究会が頻繁におこなわれています。
2012年・2013年には農林水産大臣賞を受賞するなど、品質の高さでも評価されているのが、船橋市の梨がおいしい理由です。
船橋市の特産品である梨の品種とは?
特産品の梨は7月下旬~10月上旬にかけて、船橋市内各所にある直売所・スーパーマーケットで購入できます。
市内で栽培されている、主な品種は以下のとおりです。
幸水(7月下旬~8月下旬)
幸水はみずみずしく、ジューシーな果肉が特徴的です。
船橋市ではもっとも早く店頭に並び始めます。
豊水(8月下旬~9月中旬)
酸味と甘味を楽しめる豊水は、名前のとおり豊かな果汁を含んでいる品種です。
幸水に次ぐ、主力の特産品として知られています。
あきづき(9月上旬~9月下旬)
幸水・豊水・新高を掛け合わせたジューシーなタイプで、高い糖度が特徴的です。
果汁量が多く、豊水よりも酸味が抑えられています。
かおり(9月上旬~9月下旬)
豊かな香りを楽しめる品種で、大きなものだと1kgを超える梨です。
限られた日数しか出回らないため、幻の梨とも呼ばれています。
新高(9月中旬~10月上旬)
ずっしりした大型の品種で、贈答用におすすめの梨です。
船橋市で開催されている「なし大玉コンテスト」では、2kgを超えるものが出品されたこともあります。
特産品の梨を購入できるスポット
船橋市にある「JAいちかわ 農産物直売所」では、特産品の梨などの農産物を取り扱っています。
季節の野菜や果物なども販売しているので、近所の直売所にぜひ足を運んでみてください。
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